RF24-240mm F4-6.3 IS USMを待てないのでキヤノンEOS RPを先行購入。Rとの意外な差別ポイント!
2019年07月13日
みんな楽しみにしているRF24-240mm F4-6.3 IS USM。いよいよ正式発表となりましたが、予想を大きく超える発売日の遅さと価格でした。2019年9月では夏のライブ撮影に間に合わない!EOS RPとのキットは設定されましたが、それほど大きなセット値引きにはならなさそう・・。
ということで、マップカメラで135000円台になったEOS RPボディを購入です。
え?なんか箱デカい?!
キヤノンF-1+サーボEEファインダー+モータードライブMFが楽々入るボックスサイズです。
EOS RPボディ値札の隣に小さく「EOS RP+コントロールリングマウントアダプターキット:14万円!」の値札があったんです。実質5000円で正価3万円のコントロールリングアダプターを入手です!
「それにしたって、箱大きすぎるだろう?」と思っていたのですが、上野写真の白い段ボールは、全て穴埋め用です。右側の隙間に、コントロールリングアダプターが収まっていました。他のキットでも外箱を共用できるように、このようなパッケージになっているんですね。いやあ、外箱いらなかった!
すでにEOS Rを使っているので、設定はスイスイと進みます。
- ファイル形式はRAW。
- AFはコンティニュアスの顔認識+瞳AF。
- ISO設定可能範囲は50〜H2(102400相当)で、ISOオート。
- ホワイトバランスはAWB(w:白優先)。
- ISO選択は1段。
- 露出設定は1/2段。
似合うのはEF50mm F1.8 STM+EF-EOS Rマウントアダプターです。コンパクト・寄れる・素直な描写・軽量!この組み合わせは圧倒的!RF35mm F1.8 マクロSTMより、大きなボケも楽しめて、なにより安価です。
ボタンカスタマイズでつまづいた。
設定を「ボタン・ダイヤルカスタマイズ」に進めていくと大きな問題がありました。
「AFモードのダイレクト選択」が選べない!そもそもその機能設定が無い!
Mfボタン(シャッターボタン横の小さなボタン)に「AFポイントの中央復帰」を割り当て、AF ONボタンに「AFモードのダイレクト選択」を割り当てるのが、EOS Rで見つけた最良セッティングでした(個人差あり)。
- 自動選択AFで迷った時、一度AFポイントを復帰すると顔認識しやすくなる。
- それでも間違える時はタッチ&ドラッグAFを試す。
- どうしてもうまくいかない時は、一点AFに切り替える。
この3つが様々な状況に対応しなければならないライブ撮影のキモだったのですが・・・。
キヤノンはねえ、よくやるんですよ!
特定のボタンに特定の機能を割り当てられない制限が多い。
差別化とも思えない機能削減。例えばISO感度設定ステップや露出設定ステップで1/2が選べなかったり1段ごとしかなかったり。
顔認識&瞳AFがかなり優秀なので、タッチ&ドラッグAFで乗り切るしかなさそうです。
逆に、良かったこと。
「表示拡大」機能が変更になっていました。1回押すと5倍、もう一度押すと10倍になります。EOS Rは5倍か10倍を事前に設定しておくか、マルチファンクションバーを使わなければなりません。マルチファンクションバーはとやかく言われていますが、私からすれば「あんな指がつりそうなボタン、使えるか!!!」といったところ。現在、オフにしています。
自動選択AFモードでは拡大機能が使えないことには変更ありません。マニュアルフォーカスレンズを付けている時(AFが使えないことを検知すれば良い)は、自動的に使えるようにして欲しいですねえ。
画質や使い勝手。
やはり軽い単焦点が似合います。当然ながら軽い!タッチ&ドラッグAFをちょっと触るのと、たまに露出補正をするぐらい。Avモードで積極的に絞り開放を使います。
たぶんEOS 6D Mark II同等と思われるセンサーは、良くも悪くもキヤノンらしい画を出してくれます。SONYほどダイナミックレンジが広くはないけれど、デジデジしていない画になりますね。
絞り値の変化で表現も楽しめます。
「軽い」という一点で、ふだん使いにはEOS Rより活躍しそうです。
あとはよりコンパクト・軽量な準広角レンズ待ちですね。ちょうどシグマがLマウント・FEマウントで発表した45mm F2.8なんぞが良いでしょう。RFマウントも後日発表するそうです。
https://www.sigma-photo.co.jp/new/2019/07/11/3666/
24cmまで寄れるし、万能そうですね。
オマケの超望遠。
Twitterでフォローしているぬぼぼさんから、格安で譲っていただきました。
シグマ150-600mm F5-6.3。ライブ撮影も大きなステージでは300mmではいよいよ足りなくなってきたので、欲しかったのです。試写してみると手振れ補正が強力で安心感があります。
さっそく明日(2019年7月14日)ひたちサンドアートフェスティバルでの、いとしのエリーズ屋外ライブで活躍予定!雨がちょっと怖いなあ。荒天でなければ決行です。
この記事は2019/07/13に公開され、90 views読まれました。