キヤノンEOS R10には超広角ズームEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMがお勧めです。
2023年04月13日
最新のAPS-Cミラーレス・キヤノンEOS R10で2014年5月発売のEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMを使います。およそ8年半の時間が経過していますが、EF-RFマウントアダプターを経由して取り付けてもまるであつらえたように馴染んでいます。
キヤノンのAPS-C・RFマウント機はEOS R7/R10/R50と一気に揃いましたがレンズ、特に広角側が手薄なままです。同じミラーレスのEF-MマウントレンズはRFマウントでは使えないため、EF/EF-Sレンズを使用します。純正のEF-EOS Rマウントアダプターで完璧な動作を期待できます。
EOS R10で使える超広角(広角端20mm以下)の選択肢としては
- EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
- EF11-24mm F4L USM
- EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
- EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
があります。EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは低価格・軽量でたいへんお勧めです。
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMの購入。
まだ現行機種ですので新品も購入できますが、今回はマップカメラで中古を入手しました。25,200円と新品よりも1万円以上お得です。
レンズ光学補正。
多分に漏れず、EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMも素のままでは大きな歪曲があります。
しかしEOS R10にはEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMのレンズプロファイルも入っているため、EVFを覗いた時から補正が可能です。
実際に撮影してみると、アレ?建物がかなり丸まって見えます。メニュー[メイン:5]レンズ光学補正で
- EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMのプロファイルあり。
- 周辺光量補正 ON
- 歪曲収差補正 OFF
がデフォルトとなっていました。
OFFのまま撮った写真がコチラです。
Lightroomで補正したものがコチラ。
右端の人物が少し切り取られるほど補正されています。
ここで気がついたので以後は歪曲収差補正ONで撮影しました。
試写。
そしてけっこう寄れます。最短撮影距離は0.22m、最大撮影倍率0.15倍です。
ズームは1.8倍と低倍率ですが「ちょっとズームもできるフルサイズ換算16mmの単焦点(矛盾)」と思って使うと良いでしょう。ここまで低価格で使える値用広角派なかなかありません。お勧めです。
この記事は2023/04/13に公開され2024/01/22に更新、578 views読まれました。