キヤノンEOS R1、EOS R5 Mark II正式発表されました。
2024年07月18日
EOS R1
2020年2月のEOS-1D X Mark III以来、4年ぶりにEOSシリーズのフラッグシップ機が正式発表されました。EOS Rシリーズ初のフラッグシップですね。
例によってキヤノンのフラッグシップは報道・スポーツ特化型ですね。一目で分かる「超高画素」「超高速連写」「グローバルセンサー」「新機能」といったものは見られず、画素数も2400万画素です。それでいて価格は100万超え。
- EOS-1から連なる操作系とEOS R6 Mark II/EOS R3の操作系を統合。
- R3から改良された視線入力AF。
- DPAFでのクロスAF。
- 「アクション優先」「登場人物優先」といったAFの新機能。
- 裏面照射積層CMOSセンサーで読み出しを高速化。
- キヤノンにしては珍しいファインダー倍率0.9倍。
本当に、表層的なスペックを見ると驚きは少ないですね。動き物を撮ってすぐに送信できる・確実に撮れる!を最優先したものに見えます。それでこそEOS 1シリーズでしょう。
さすがになかなか手が出ないし、そもそもぽちろぐが必要なスペックとは方向性が違いますが、一度は使ってみたいものです。
ところで、ボディ表面の質感は工事現場の鉄板みたいですね(^_^;
EOS R5 Mark II
EOSシリーズのメインストリーム「5」の後継機です。万能機としては5の方がお勧め…って、60万円オーバーですが。
ついに、EOSシリーズで初めて視線入力AFがメインストリーム機に搭載されました。EOS R3から進化しているそうです。使用感は触ってみないと分からないですね。
画素数は変わらず4500万画素。しかしカメラ内アップスケーリングで1億7900万画素にできます。すごい(*_*;
EOS R1と同様に「アクション優先」「登場人物優先」AFにも対応していますが、クロスAFは搭載していません。手前に障害物がある場合はR1の独壇場ですね。
バッテリーは同型のまま容量アップされLP-E6Pとなりました。無印・N・NHと進化して4代目ですね。このバッテリーはLP-E6に対応した旧機種でも使えます。EOS R6 Mark IIではファームウェアアップデートでフルに性能を発揮できるようです。これはありがたいです。
面白いのはバッテリーグリップです。
- 通常の、バッテリー2個搭載型。
- 上記+イーサネットコネクタ搭載モデル。
- クーリングファン。
と、3機種も発表されました。
余談
そろそろ「ふつう」のレンズも出してくれないかなあ?
期待しているのは以下の通りです。
- 50mm F1.4。手振れ補正IS付き。
- 50mm F2 ハーフマクロ。とにかくコンパクトに。
- 40mm F2 パンケーキ。28mmパンケーキも愛用しています。小型は正義です。
- 20mm F2.8。
- 200mm F2.8。
「すごいスペックのズーム」は食傷気味です。
結局一番使っているのはRF16mm、28mm、50mmと小型の単焦点ばかりです。体力不足なのかしら?
この記事は2024/07/18に公開され、44 views読まれました。