Cheat Cheat.(またはエロの境界)EOS 7D MarkIIとシグマ35mm F1.4 Artで撮るポートレート。
2016年09月17日
エミリにお願いして「とにかく面白いのを撮ろう!」と中野に繰り出しました。天気は良い具合に薄曇りです。ただ、湿度が高いので歩くとたいへん汗をかきます。
明るい内に目指すは「平和の森公園」です。とても大きな公園で緑豊か、平日だし人も少なかろう?と思いましたが、人出に関しては大ハズレでした。子ども達がドッヂボールをやっている隣でこんな撮影、ごめんねごめんね(^_^;
機材は絞り込みました。
EOS 7D Mark IIにシグマ35mm F1.4 Artがメインです。
換算56mm相当のこのレンズは、F1.4開放からしっかりと黒が締まり解像度も抜群。ピントは超絶シビアですが、今回は多少余裕のある撮影なのでチャレンジします。
予備にEF-S10-18mm F4.5-5.6 STM。夜の飲み屋街で使う・・つもりでしたが、F1.4に比べて面白みが無く(^_^; これがシグマ20mm F1.4 Artとかならまた違ったと思います。欲しいなあ。
もう1台はα7。こちらはヤシコン・ツァイスPlannar 1.4/50 T*一本を付けて行きました。どんだけ標準レンズが好きなんだ→あたしゃ?
今回のテーマは
- ボケボケ。
- 「クスっ」とした笑い。
小道具は「顔ペン」赤白です。
皮脂・水気・お化粧には弱いので、今回は顔に描くのは断念。次回、化粧道具をそろえて(以降の撮影に備えるため)再チャレンジします。落とすのはウェットシートで一拭きです。
ポスカのように無くなる時はいきなり無くなりますので、予備は必携です。今回は文字を描いただけですので1本で足りましたが、ちょっと太い字にしたら2〜3本はいくかな?
「自分で描ける?」「無理!」ってことで、すべて私が描きました(^_^ 役得役得。
お疲れ様でした。
ところでEOS 7D Mark IIとα7、結局どちらが良かったでしょう?
α7が良かった点。
- EVFでボケ具合を完全に把握できる。露出補正もピッタリ。
- センサー品質は文句なし。
- マニュアルフォーカスがやりやすい。被写界深度が極端に浅いので、正確なMFはありがたい。
- 軽い。
EOS 7D Mark IIが良かった点。
- 好条件下(明るい曇り)では意外なほど優れたセンサー画質。
- 開放から素晴らしい解像度/コントラストのシグマ35mmレンズ。
- 高速で正確なAF。スポットAFは素晴らしいピント精度。「MFで合わせなければ」という懸念は吹っ飛んだ。
- 重いおかげでカメラが安定。結果、手ぶれ減少。
- 超高速連写。
トータルでEOS 7D Mark II+シグマ35mm F1.4 Artの方が採用写真が多くなりました。
ヤシコンPlannarは開放では黒がグレーになってしまうほどに甘い描写をします。それが好きな人には良いのですが、私はいまいち。一段絞ってF2にするとキリッとするのですが、今度はボケが小さくなり、また光源が入ると絞りの形がガチャガチャと見えてしまいます。
EVFの「拡大表示でMFしやすい」「ボケや露出補正を確認できる」というメリットは大変大きいのですが、トータルで今はまだ一眼レフの勝ちでしょうか。
この記事は2016/09/17に公開され、231 views読まれました。