Adobe Lightroom CC 2015.8/6.8リリース。EOS M5に対応しました。
2016年12月09日
キヤノンルーモアを読んでいて見つけました。
http://www.canonrumors.com/adobe-lightroom-cc-2015-8-now-available-adds-eos-m5-support/
アップデートはCamera RAW9.8とLighttroom CC 2015.8/6.8です。
さっそくCreative Cloud Appからアップデートします。
起動、ちゃんとキヤノンEOS M5のRAWデータを読み込むことができました。
さらに、DPP4で付けた「レーティング」が引き継がれています。
残念ながらチェックマークは同等の機能が無いためか、無視されています。逆にLightroomにあってDPP4に無いのは「フラグ」ですね。
私のLightroomでのワークフローは
- 選択した写真にフラグをつける。
- さらに厳選してレーティングをつける。
- 必要に応じてカラーラベルをつける。
です。
まあとにかく、1000枚程度も撮った写真から構図やピントを確認して「使える写真」を選ぶのに一番時間がかかりますよね。DPP4で選択した作業がムダにならなかったので、とても助かりました!
またDPP4で行った編集作業は引き継がれていません。
DPP4で現像。
Lightroom 6.8で現像。
感想としては
- Lightroomの方が直感的に操作できる。
- Lightroomの方がパラメータ調整の段階が細かい。
- Lightroomはカタログ作成・読み込みという手間がかかるが、動作が軽い。
- DPP4のデジタルレンズオプティマイザによる収差補正は実に強力で、ピクセル等倍時のシャープ感が劇的に向上する。
トータルではLightroomの方がインパクトの強い現像をやりやすいように感じます。DPP4は繊細で写実的というか?
ところで。
キヤノンルーモアにスマホでアクセスするとPCとは違う記事が読めることがあります(思い違いならごめんなさい)。今回はスマホから読んだ時だけ「Lightroom Journal」へのリンクが書いてありました。
アドビのホームページは「売らんかな」意識が強すぎて、探したい物がまったく見つからない、大嫌いなサイトの代表格です(個人の見解です)。とにかくなんでもかんでも「Creative Cloudならこうできますよ」に誘導されちゃう。そうじゃなくて、目の前の問題を解決する方法を探してるんだよ!スペックシートを並べてくれりゃあ解決することがいっぱいあるんだよ!と悪態を吐きたくなります。
しかしLightroom Journalなら全部ちゃんと書いてあります。対応カメラ・レンズも端折ることなく列記されてるし。公式サイトだと「EOS M5を始め最新のカメラ・レンズに対応・・・」とかで済ませちゃってることが多いんですよね。
また、Camera RAWをダウンロードしてアップデート適用する方法・リンクもちゃんと書いてあります。
https://helpx.adobe.com/camera-raw/kb/camera-raw-plug-in-installer.html
公式サイトのダウンロード-アップデータ-Camera RAWなんて2014/11/19で停止してるんですよ、旦那?
https://www.adobe.com/jp/support/downloads/dngmac.html
↑そもそもこのページにサイトトップから辿り着ける人もマレだと思います。
ということで、Lightroom Journalは購読することにしましょう。英語だけど(^_^;
この記事は2016/12/09に公開され、40 views読まれました。