20220227第12回邦楽トリビュートバンドフェスティバル@クラブチッタ川崎・EOS R3実戦デビューレビュー。
2022年03月01日
2022年2月27日(日)、第12回邦楽トリビュートバンドフェスティバル@クラブチッタ川崎が無事に開催されました。コロナ禍ですが幸運にも緊急事態宣言を避け、感染防止対策を徹底しての開催でした。観客の協力もあってこそです。
開催概要。
第12回邦楽トリバンフェスティバル2022~We Love Music Forever!~
- 日程:2022年2月27日(日)
- 時間:開場 14:30/開演 15:00
- 会場:CLUB CITTA’ 神奈川県川崎市川崎区小川町 5-7 TEL 044-246-8888
- チケット:前売り¥3,000(税込)/当日¥3,500(税込)1ドリンク600円別途、未就学児童入場無料、整理番号付き
ゲスト
- ダンス☆マン
- ウクレレ奏者 おぎゃん
ダンス☆マンプロデュース、トリバンフェスティバルテーマ曲「張りきって行こうよ!」を、ダンス☆マンさん(ベース)とおぎゃんさん(ウクレレ)のコラボでお届け致します。
出演(出演順)
- GOLD DIGGER as 角松敏生(初出場)
- OASIS as TUBE(初出場)
- LOTOS as 中原めいこ
- Lola as 西城秀樹
- ダンセ★マンBAND as ダンス☆マン
- X KOGURE as X JAPAN
- 米来CLUB as 米米CLUB
- ピンチ・レディー Mii&ayaMi as ピンク・レディー
- MIDNIGHT DANNERS
- いとしのエリーズ as サザンオールスターズ
制作
- 主催・企画・制作 インターセプト
- 制作協力 CLUB CITTA’/KMミュージック
- 後援 NPO法人エコロジカルアーツ協会
- 協賛 株式会社京急百貨店
ライブ。
ゲストとトリビュートバンド10組が15時〜20時の5時間、音楽三昧です。楽しいです!!!
トリバンのファンも、本家のファンも熱狂します。お目当ては別のバンドで来たけれど「みんな良かった!」という声を聞くと嬉しくなります。
機材。
EOS R3をメインに組み立てました。
- EOS R3+RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- EOS R5+RF14-35mm F4 L IS USM
- GR IIIx
EOS R3には届いたばかりのAngelbirdの安いCFexpress 512GBを使用しました。これ、大正解でした。EOS R5にはUHS-IIの128GB SDXCカードを入れていたのですが、連写中にスタックしました。ステージ撮影はたまにノーファインダーで連写することがあるため、書き込みには余裕があるとありがたいです。
総数2910枚。超高速連写機を使った割には真っ当な枚数で済みました。
- EOS R3:1651枚28.3GB。
- EOS R5:1047枚27.6GB。
- GR IIIx:212枚容量不明。
実写。
EOS R3使用感。
視線入力AFは無双。
ポチは眼鏡なので、曇ると視線入力AFは迷ってしまいます。こればかりはどうしようもなく。しかしそれ以外はまさに無双。遠近競合の時にチョっと見つめるだけでAFポイントが移動します。
いとしのエリーズはボーカルとダンサーが入り乱れるのですが、「撮りたい子」をバッチリ狙えます。
ホールディング。
EOS R5と比べると重いですが、EOS-1Dxに比べればたいしたことなく。EOS 5D Mark IIを使っていた時よりも楽なぐらいです。
ポチの手にはグリップはちょうど良い大きさでした。手の大きな人には小さく感じるぐらいかな?
使い勝手。
- Avモードで基本的に開放。ISO AUTOで、引きの時はISOを手動で低感度にしました。
- 連写は低速。低速でも秒間10コマくらい?な感覚です。電子シャッターだとよく分かりません。シャッター音はオンにしていますがほぼ聞こえませんでした。
- RF24-240mm F4-6.3 IS USMとの相性は良く、軽々と振り回せて重心も安定しています。
- 瞳AFオン・視線入力AFオンで、一点AFは試しに使う程度でした。必要ないんですもの。
- 撮影に入ってしまえばほとんどいじるところはありません。シャッターチャンスとフレーミングに専念できます。その分、事前に好みの設定を追い込んでおかないと。設定項目は限りなくあります。
- EOS R5との併用で一番困ったのは電源スイッチです。R5の位置が身についてしまっているので、早々に諦めてオンのままにしました。
- 逆に、EOS R5に持ち替えた時の「かったるい!」感が半端なかったです。いちいちマルチコントローラーでAFポイントを選ばないといけないし。SDXC UHS-IIカードは息切れするし。
- 今回は2台持ちにしましたが、次回はEOS R3だけでレンズ交換して使うことになると思います。さすがにR3とR5を首からぶら下げるのは辛かったw 24-240をメインに、14-35はボディバッグで携帯するスタイルになるでしょう。操作の違いによる混乱もありませんしね。
誤操作。
これは設定が追い込めていないために生じた誤操作です。
- 背面ダイヤルにISO変更を設定したところ、AUTOに戻せなくなるシーンがありました。自動復帰(4秒または8秒)しか無いのです。これは後で「SETを押して背面ダイヤルでISOを設定する」に変更することで解決しました。
- 縦位置ボタン・メインダイヤルを触ってしまい、F22まで絞り込んで「あれ!?」ということがありました。基本的に縦位置ボタン・ダイヤルは使用しないので、ロックをかけたいです(未解決)。
- 背面モニタを「タッチ可」にしたままだったので、鼻の頭が当たってEVFにメニュー画面が表示される事故が!!
バッテリー。
5時間ほぼ電源を切らずに1651枚撮影して、帰り道に画像チェックしていたら切れました。予備バッテリーが1つあったので安心でした。余裕のある時にもう一つ買っておけばまず困らないかなー。
EOS R5はこまめに電源を切って、同様でした。
画質。
- 例によってC-RAWで撮影しましたが、EOS R5以上にAWBが正確になったように感じます。Lightroomで調整する必要がほとんどありません。
- 画素数は少ないですが、ネットやチラシ程度の印刷には十分です。
- ダナミックレンジは拡大しているように感じます。RAW現像時にどうしても明るさ調整や暗部を持ち上げたりしないとならないのですが、12800を超える超高感度でも色味を保っています。
- できあがった画像は粒状性を感じさせません。
- AE・AWBの正確さは本当に助かります。
- データバックアップは、ボディにUSB-Cケーブルを挿して行いました。CFexpressカードは初めてで、まだリーダーを購入していません。しかし予想外に取り込みは速く、リーダー購入しないでもすみそうな気が?
感想。
久しぶりのライブ、楽しかった!!!開催してくれたインターセプトさんも、出演バンドもお客さんにも感謝感謝です。
ライブ撮影は、事前の知識(キメの瞬間とか客が森か上がるタイミングとか)とハプニングへの対応の両方が求められて実に楽しいです。可愛いダンサーも撮り放題だしね。
EOS R3は「このライブに間に合って本当に良かった!」としか言いようが無いです。24-240mmもこういうシーンでは本当に助かる便利ズームです。いっそRF24-200mm F4 L IS USMくらいを、多少重くなっても出してくれれば買うなあ。
記事中では全く触れませんでしたが、GR IIIxはリハ中・休憩中にとても良い仕事をしてくれました。メイン機を温存できるとても良いサブです。
この記事は2022/03/01に公開され、50 views読まれました。