最強お散歩カメラはKiss X7+EF-S24mm F2.8 STMに決定(検討編)。
2014年11月16日
やっぱり光学ファインダー
「最強お散歩カメラ」がようやく確定しました!
写真の、キヤノンEOS Kiss X7に新発売のEF-S24mm F2.8 STMを取り付けたものです。
当初候補として、LUMIX LX100、LUMIX GM5、Powershot G7X、フジフイルムX30、EOS 7D MarkII、α6000等を考えていました。7DIIはさすがにお散歩カメラにはならず。そもそも高すぎます。
ライバル比較
フジフイルムX30
X30はたいへん良いサイズで、ファインダーの見え方も良好です。また、マニュアルズームは電動ズームに比べて実にレスポンスが良く好感触でした。写りもサンプルを見る限り十分。しかしスイッチ類の軽さが難点でした。フジのカメラはスペックもデザインもレンズも良いのに、操作感で実に損をしている気がします。
キヤノンPowershot G7X
Powershot G7Xは、携帯性は一番、慣れたキヤノンですので写りも安心。が、「この価格をコンデジに出すか?」「EVFも無いしなあ」と落選。
ソニーα6000
ソニーα6000はレスポンスが良く、最低最悪の電動ズームでなければ良い感じです(16-50mm電動ズームの画質はユーザーを舐めているとしか思えない写りです!動作も遅いし)。AFも実に速く顔認識も好感触。レンズマウント遊びもできるし、SONYに出戻りかなー?と思わせるものがありました(以前、NEX5・6・7を使っていましたが、全部売ってしまいました)。少々、造りに安っぽい感じがあるのは我慢して、試写してみました。
残念!顔認識AFは、EVFでは当たっているように見えて、その実ほとんど外れていました。画質も、NEX7で感動した時とかなり違いました。試写はjpeg、NEX7はRAW現像だったのでその差かもしれませんが。
パナソニックLumix GM5
GM5、これ実は標準ズームセットでもLX100より安いんです!
116万ドットEVFはLX100よりスペックダウンですが、α6000の144万ドットが意外と良かったので「いけるかなー?」と。
が、倍率が低すぎました。35mm判換算0.46倍はのぞき穴のようで、とてもEVFメインで撮影する気にはなれません。
本命のはずだったLX100
さて、本命のLX100。
レスポンスは電動ズームとしては上々です。換算25mm相当のF1.7レンズはボケ量も十分です。スイッチ類の感触は秀逸!一眼レフでもなかなかこのレベルの操作感はありません!クラシックな、絞りとシャッターダイヤルに「A」マークというのもマニア心をくすぐります。大きさも、コンデジとしては大きめですがしっかり構えられます。
しばらくいじり倒して試写。顔認識AFは素早く、ピントも外しません。
絞り優先モードはシャッターダイヤルをAマークにして絞りを決定。絞り環を回して被写界深度を調整・・のはずが、F1.7開放の隣にAマークがあるため、あまり強くないクリック感だけでかんたんにプログラムAEモード(絞り・シャッタースピードともA)になってしまいます。せめて最小絞りの隣がAなら良かったのに。ほとんど使わない最小絞り側なら、ロックが無くても誤操作しにくいと思います。
ISO800までは使えるかなあ?ISO3200は縮小しても使いたくないなあ。
しばらく振り回しているとEVFのゆがみが気になりだしました。これは個体差かもしれませんが。
なにせ10万円、思い切るには少々ためらう部分が多すぎました。
何がお散歩カメラに必要?
あらためて「お散歩カメラ」を考えると、バッグに入る、レスポンスが良い、近接撮影にそこそこ強い、誤操作しにくい、画質が良いといった条件です。画質が良くなければ、スマホのカメラと変わらないですからね?
そこでX7です。たまたま前日(11月13日)にEF-S 24mm F2.8 STMパンケーキが発売になったばかり!
諸事情で一度は手放したX7ですが、新しいレンズを得て昨日お散歩カメラとして再購入となりました。こいつの評価はまた別記事で。
この記事は2014/11/16に公開され、52 views読まれました。