解像感悪くハロも強いのに立体感豊かなDomiplan 2.8/50は、最短撮影距離が長いので使いどころが難しい。
2015年09月25日
Meyer-Optik Görlitzはドイツの光学機器メーカーです
メイヤー・オプティーク・ゴルリッツと読みます。後にカール・ツァイスと合併してできたのがPENTACON:ペンタコンだそうです。私が好きになるレンズのメーカーはつながってるんですね。
Domiplanはトリプレットと呼ばれる三枚玉レンズです。グルグルボケが特長と言われますが、それよりも立体感のすばらしさが勝っています。
すべて枯れた中に1つだけ黄色く残っているゴーヤです。確かにグルグルしてますね(^_^; これはF2.8開放です。
こちらはF5.6ぐらいまで絞り込みました。F2.8・F5.6いずれもピント位置でさえハロが出ていますね。絞るとボケはおとなしくなりましたが、立体感は失なわれていないと思います。
色乗りは「まあまあ」といった感じ。40年ほど前のレンズということを勘案すると「よく自然な色が出ている」と言って良いと思います。
とにかく、このレンズの魅力は「立体感」につきますね。
ところで最短撮影距離、0.75mです。
これぐらい離れないとピントを合わせることができません。
逃げない蝶を見つけましたが、近づけません(^_^;
下のEF-S24mm F2.8 STMで撮ったのとは大違いです。
テーブルフォトには不向きだし、これ一本持って撮影旅行(散歩)も少々厳しいですね。
実に楽しい写りなので、使いどころが難しいけれど手放せません。
この記事は2015/09/25に公開され、35 views読まれました。