ニコンフルサイズミラーレス(Z6・Z7)は8/23発表ですが、キヤノンはどうなる?
2018年08月15日
ニコンは2018年8月23日に新マウント(Zマウントと噂)のフルサイズミラーレスカメラを発表します。「中判センサーまで入るのでは?」と言われるほど攻めたサイズの新型マウントです。1959年来「不変のFマウント」とアピールしてきましたが、こうも時代が変わってしまうと、ね(^_^;
Z6・Z7というのは各サイトで噂されている名前です。どちらが上位なのでしょうね?
こちらのサイトで発表までカウントダウンされています。
https://events.imaging.nikon.com/live/jp/
実に楽しみです。24-70mm F4レンズセットで安い方を導入してみたいです。
さて、キヤノンは?
9月4日または5日に発表ではないかという噂も流れていますが、確証は無いようです。「早く発表して欲しい!」という気持ちは皆あると思いますので、火の無い所にも煙が立ちますね。
これまで一番多く出回った予想CGはこちら。
かの名機、AE-1をそのままパクったデザインですね。
「薄く・小さくできるし、オールドレンズも使えるし、クラシックデザインがいいなあ」「でも持ちにくいほどコンパクトではなく、ほど良い大きさで」という要望が強く出ているデザインですね。
私の予想(希望)は、ズバリこれ!
まんまフィルムEOS-1やーーーん!!!まあ、もう少しだけコンパクトに。
言うなれば
人の手は変わらない、がEOSは進化する。
といったところでしょうか。
初期ターゲット
ズバリ、EOS 5Dユーザーで。
- 一番フルサイズミラーレスを望んでいる層だから。
- EOS-1 Dクラスを出すにはまだ早い?
- Kissユーザーのステップアップにはハードルが高い。
名前は???
- Kissがミラーレス化したように、EOSの名前は変えないでしょう。
- しかしEF-?マウントという名前は採用しないような?EF・EF-S・EF-Mと来て、今後の主流マウントがまたEF派生ではなあ?
- 案は・・・ありません(^_^; 頭文字のアナグラムと女神・光を紐付けたような?
操作性を変えないために、デザイン維持
カメラはカメラなので、あえて操作性を変更する理由が見当たりません。
フィルム時代にEOS 5Dに相当する機種は無かったので、EOS-1で比較してみます。
初代フィルムEOS-1(実は私も使っていました)。
最新のEOS-1 Dx Mark II。
初代はやぼったいけれど、操作系はほぼ変わっていません。フィルム時代はボディが薄かった程度です。持ちやすかったわー!
入門機はドラスティックに新機能導入・やっぱやーめた!(例:EOS M5マルチファンクションボタン)を繰り返しているキヤノンですが、中級機以上は頑なに操作性を守りますからね。ミラーレスになっても「中身は違うけど同じように使えるよ〜」とやってくるのではないかと期待します。
ミラーレスのメリットを活かして
薄く、軽くなることが最大のメリットです。現在のデジイチはボディ厚みがありすぎてフィルム時代よりホールディング性が落ちていると思っています。
- デジイチはミラーボックス+センサー+背面モニターでボディがとても厚くなっています。
- ミラーレスになるとミラーボックスが不要になるため、フィルムカメラよりも薄くできます。
- その分グリップを高くしてホールディング性を確保するでしょう。
- 現在のEOS-1 Dx Mark IIに見られるデコパッチ等、余分な要素はペンタプリズムを廃したペンタ部に格納可能で、すっきりしたデザインになるでしょう。
- 全体的には「多少コンパクト」で。
ミラーレス故のデザイン変更
- バッテリーの保ちがどうしても悪いミラーレスですので、電源スイッチが操作しやすい位置に移動するかもしれませんね。ニコンのスタイルが良いように思います。
マウントは?
- 「EF-Mマウントを無理矢理フルサイズでも使う」という噂も根強くありますが、絶対に無いでしょう。なぜって?将来性が無いからです。あんな小さなマウント、今後数十年、ハイエンドまで使っていくという選択は無いです。
- よって、EOS Mシリーズとは別シリーズですね。
- 「EFマウントそのままでミラーレス化」という要望もありますね。過渡期にはある話ですが、それは現EOSのバリエーションの一つとして出せば十分でしょう。ペンタックスがやって、大失敗してますものね。ペンタックスK-01、面白かったんですけどね(^_^;
- 大口径・16〜20mmのフランジバック・フル電子制御の新マウントになることは、確実と思います。
- EF-MはEF-S的な扱いで。EF-Sと違ってマウントアダプターが必要になりますが。
- ところで、EF-Mのフランジバックは18mm、ソニーと同じ。ニコンのZマウント16mmより長いです。新型レンズをマウントアダプター経由でEF-Mマウントに取り付けるには、新型マウントのフランジバックは20mm以上ないといけません。フランジバック20mmというと、現代的な視点からはちょっと長いなあ・・・うーん、EF-M捨てるのか??
- だいぶ前に「超近接無線通信」についての記事を読んだことがあります。カメラのマウントとレンズとの間に接点を設けず、無線通信しちゃおう!というキヤノンの特許です。ミリ単位の近接なので混信も無いよ、と。AFや絞り駆動のための電源供給が必要なため「無接点」というわけにはいきませんが、これ使ってきたら面白いなあ。マウントアダプターが複雑になりますが。
レンズ
- 現在のレンズは「もっさり」「ぼってり」と大きいので、適度な大きさになることを期待します。
- 当初は、コンパクトでそこそこ描写の良い専用レンズを。例えば35mm F2、50mm F1.8、16-35mm F4、24-70mm F4、70-200mm F4ぐらい。どれでもキットレンズになるような。
- 最高性能のレンズはEFで。
- 現在のEFレンズはフル電子制御なので、ミラーレスになっても(他社に比べて)シンプルな構造のマウントアダプターでフル機能を使えるでしょう。
- ボディにはEFマウントアダプタ付属を希望。
- 将来的なレンズラインナップは、12-24mmのような超・超広角のコンパクト高性能レンズ、20-200mmのような便利レンズ、重くて明るい超高性能レンズといったように、性格付けのハッキリしたものにして欲しいものです。
- 一番欲しいのは35〜50mm程度でコンパクトなハーフマクロ万能レンズです(^_^; 大好きだ、40mm!45mm!
機能・性能
- 瞳AF、超便利!
- DPAFによる全画面AF。ただしAFアルゴリズム上で不要または邪魔な周囲のAFポイントは省かれる可能性大。
- 静音撮影。ミラー動作が無いので大幅に静音化されますね。
- USB給電。とにかくバッテリー対策は手厚くして欲しいです。
- LP-E6N互換バッテリーだと嬉しいなあ。
- 将来、ハイエンドが出る時はF-1のように「交換型EVF」だと面白い。面白いだけですが。フジフイルムのGFX 50Sのように。
- EVFは一気に400万画素クラスで!高画素ほど良いのですが、価格に反映する部分だし・価格に反映しちゃっても高画素でという思いとww
- これまでのミラーレス機の常識を覆すレスポンスを。例えば起動、例えばダイヤル操作。
- 連写はかなり速くできそうですが、価格に反映しない程度で(^_^; 10コマもあれば十分すぎます。私の使い方ではせいぜい秒間5コマです。
- 「なんでもできるバリアングル」より「素早く操作できるチルト」液晶希望。キヤノンの伝統からするとバリアングルかなあ?
- 2400〜3000万画素クラスのセンサーが使いやすいので、それぐらいで。ダイナミックレンジを広げてください。
動画機能
私としては「まったくいらない」のですが。そういうユーザーもたくさんいるので、当然4Kを積んでくるでしょうね。
なんのかんの言ってみても、来月(2018年9月)になれば判明することでしょう。ミラーレスといっても、EOS M5 Mark IIのみ発表なんてことは無いように願います。
この記事は2018/08/15に公開され、25 views読まれました。