Mac mini Late2012→2018へ6年ぶりに乗り換えました。快適!
2019年01月09日
「マック(またはPC)でどのアプリを一番使っていますか?」と聞かれれば「テキストエディタです!」と胸を張って答えるぽちろくです。
テキストエディタなら非力なマシンでもあんまり困らないぞー!だったのですが、そうは言ってもエディタだけ使っているわけではなく。ブラウザも使うし、Adobe LightroomでEOS RのRAW(.CR3)を現像したり、CyberduckというFTPソフトでサーバに接続するし、ファイルメーカーで見積管理、CDやDVDを焼いたりPhotoshopやillustratorも使います。たまにはParallels DesktopでWindowsを立ち上げることもあります。
中でも困ったのが新しいデジイチのRAWデータ現像です。ずっとLightroom 6 Classicを使っていたのですがバージョンアップが停止。新しいデータ形式にはAdobe CCを使わざるをえなくなりました。DNGコンバーターで.CR3を.DNGに変換してしのいでいたのですが、DNGコンバーターのアップデートもMac mini LATE2012のOSX10.11には対応しなくなり手詰まり・・しかしParallels DesktopのでWindows版DNGコンバーターを使って対処。しかしParallels Desktopの起動がめちゃ遅、全体的な動作不安定も誘発。
OSX最新版10.14にアップデートすれば解決するのですが、動作の遅さには対応できないため、思い切ってMac mini 2018を導入しました。
仕様は
- 3.2GHz 6コア第8世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.6GHz)
- 16GB 2,666MHz DDR4
- Intel UHD Graphics 630
- 512GB SSDストレージ
- ギガビットEthernet(10/100/1000BASE-TギガビットEthernet、RJ‑45コネクタ使用)
メモリ容量は以前と変わらず。32GBといきたいところでしたが+44000円は厳しく。
ストレージは512GBと半減。そもそもデータは外部HDDに置いているので最悪256GBもあれば足ります。まあそこは少々の余裕をもって。
CPUは何倍程度の差があるのかしらん?以前はIntel Core i5 2.5GHzでした。6年もたてば相当に速くなっているはずです。
結果、これまでマシン・アプリとも起動の度に一服するほどの時間がかかったものが、一瞬で動くようになりました!すごい!
ハードとかOSまわりの違い
- LATE2012では正常に認識しなかったUSB 3.0の外部HDDを正常に認識するようになりました。以前はハードのバグ?でUSB3.0 HDDを8台以上繋ぐと動作が不安定になっていました。USB2.0機器も、接続するポートによって動いたり動かなかったり。
- Firewireポートが無くなりUSB-Cに統合されました。ふだん使う機器は無かったので良いのですが、IEEE1394で接続していたDVを使うにはやたらと高いUSB-C→IEEE1394変換コネクタを買わなければなりません。
- せっかくだからと、Bluetoothマウスを買ってみました。前から使っていたのは有線のマイクロソフトマウス。結果、Bluetoothのマイクロソフトマウスはなぜか接続失敗。マウス付属のBTアダプタを使えば繋がるのですが、マック内蔵のBTでは認識しても接続できません。また使用感も良くなかったのでお蔵入りです。さらに懲りずにBUFFALOのを購入。こちらはスッと認識。しかしやはり使用感がwww純正のマジックマウスも嫌いだしなあ。
- OS X El Capitan(10.11)からmacOS Mojave(10.14)になりました。名前まで変わった!iOSとの統合をにらんでいるからでしょうね。Adobe CSに必要なJava Runtimeが含まれず、インストールもできないのが(私にとっては)大きな問題かなあ。
他は拍子抜けするほど変更ありません。メモリやストレージを自分で増設・交換するのはあきらため方が良さそうです。
システム移行
- LATE 2012で使っていた外付けHDDのTime Machieを使って移行しました。ゴミもコピーされてしまうので気分は悪いですが、手作業ではメールデータの移行がなぜかうまくいかないので、仕方ありません。
- 度々「許可」やApple IDの「パスワード」を求められますが、ほとんど考えることもなく移行できました。
- 事前にホームディレクトリの「ムービー」「ミュージック」を外部HDDにコピーして空にしておきました。
- 「動作対応外」のアプリケーションは、あえて残したまま移行しました。これが功を奏しました。
アプリケーション
- Microsoft Office 2008は動作せず。Office Home & Student 2016 for Mac(永続ライセンス)を購入しました。
- OSX10.14ではインストーラーが動作しないFilemaker Pro 11が動作しました!
- Jedit Xが動作せず。最新版というか後継ソフトのJedit Ωに乗り換えました。以前から使っていたのですが、Xとは微妙に画面や動作が異なり、あまり好きではなく。機能・速度も大切ですが、手触りというか感触がとても大事なんです。シンプルなソフトですからねえ。
- 標準のメーラーMailはなんの問題も無く移行できました。しかしブラウザの一覧表示(クラシッククスタイル)が見にくい!行間詰まりすぎで眼が痛いです。調整機能や行間罫線表示も無し。標準表示はうざいです。
- 駄目雀が動きました。なぜ?!
- Adobe CCを導入しました。さらばCS6、こんにちはサブスクリプション(本当はあんたなんて嫌いなんだからね!)。Illustrator、Photoshopを28年使っている身としては、まったくもって納得いかない料金体系です。Illustrator 1.8.6からのユーザーだぞー!ATMとか使ってたぞー!いくら払ったと思ってんだ!救済措置は無いのか(T_T?PageMillも買ったし、PageMakerはアルダスの時から使ってたし。FlashもFireworksも無くなるし。くっそー、これで一生アドビに貢ぐのかあ。
- QuickTime7が動きました。お手軽なカット編集には超便利なのでうれしいです。
- 新しいSafariではphpMyAdminを正常に操作できるようになりました。以前はphpMyAdminのためだけにChromeを立ち上げていました。
設定
- デスクトップの情報で「このアプリケーションで開く」「すべてを変更」をやってもうまく適用されず。管理データベースにゴミが入っているのか壊れているのかパーミッションの問題か?こちらのページで解決しましたが、自己責任で。
http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/system-hints/how-to-fix-duplicate-application-in-open-with-context-menu-of-mac-os.html - 通知がとてもうるさいので、ほとんど停止。
- ASCIIキーボードを使用しているので、システム環境設定で変更。
- ATOKパスポートをチマチマと設定。
- デスクトップをクリックするとFinderに切り替わる「como dock」というアプリケーションを導入。しかしバージョン1.50のまま2011年からバージョンアップされていないためか、動作が不安定。ウィンドウを選ぶ時に反応したりしなかったりします。これは必須ソフトなんだけどなあ。
まとめ
途中、iMacは大幅バージョンアップがありましたが、Mac miniを待って良かったです。速い!安い!安いとは言っても私の構成で税込み20万円超ですが。
Macbook Proをデスクトップとモバイルで兼用という案もあったのですが、外では重い仕事はしませんし。そもそも写真データは大きすぎて外付けHDDも運ばなきゃならないし。ドロップボックスでやりとりするには時間がかかるし。
パワーアップしたMacbook Airの最小モデルも同時導入したのですが、これはもっと軽いMacbookの方が良かったみたい。小さくてバッグに入れやすいです。パワーも必要十分だし。欲張っちゃいけませんね(^_^;
とにかく快適です!マシンが良くなったから仕事もスムーズ!といけばいいなあ(^_^
この記事は2019/01/09に公開され、72 views読まれました。