EOS R3レビュー。キヤノンフォトハウス銀座で実機体験。
2021年10月03日
たいへん遅くなりましたが、キヤノンフォトハウス銀座でEOS R3に触ってきました。
2021年10月1日から、通常展示となり予約無しで触ることができます。残念ながらまだデータ持ち帰りはできません。
視線入力AF。
EOS R3といえば何はともあれ「視線入力AF」ですね。
ひとことで言えば「すごい!」としか。パッと見たところをオートフォーカスします。
- まず「視線入力AF」を使用するにして「視線入力AFキャリブレーション」します。
- ピントを合わせたいところを見て、シャッターボタンを半押しします。
- あとはAFが勝手に判断します。
昔の視線入力AFと大きく違うのは「だいたいのフォーカスエリアを指定できれば、あとはAFアルゴリズムが的確にピントを合わせてくれる」ことですね。以前は5点/45点のAFポイントを視線で選択するという方法でした。45点ともなるとキャリブレーションが大変ですね。その日の体調で大きく外れることもあるでしょうし。
「ジッと見つめる」必要はなく軽く見るだけで、AFの□とは別の丸いフォーカススポットが軽々と移動します。良いところでシャッターボタンを半押しすればAFが作動して、すぐにピントが合います。その後の連写は、つかまえたターゲットを追い続けてくれるようです。
操作感。
基本はEOS-1Dと同様です。モードボタン/ダイヤルがあるため、左肩のボタンは3つから2つになっています。背面はEOS-1Dと比べて違和感は無いと思います。
EOS R5と比べると、かなり重いです。
縦グリップは、握った感じが横位置とはかなり違いました。
その他のレンズ。
ヨドバシ等の量販店ではなかなか置いていない600/800mmも触ってきました。すごいね、コレ!
RF600mm F11 IS STM・RF800mm F11 IS STM。
沈胴式なので、とにかくコンパクトです。非常に大きなロックリングで、操作感も上々です。
伸張した時の剛性感も十分にあります。レンズ自体がフラつく感じはゼロです。
こちらは600mm。
こちらは800mm。
左奥を撮影しました。
レンズ自体には手ぶれ補正はありませんが、ボディ内手ぶれ補正で手持ち撮影可能です。
私としては600mmが欲しいなあ。ライブ撮影にちょうど良さそう(800だとアップになりすぎる)なのと、800mmと比べてとても小さいことが理由です。
RF70-200mm F4 L IS USM。
これも「なんだこりゃ?」な小ささです。
望遠より広角派の私ですが、これは欲しくなります。描写は定評があるようです。
感想。
EOS R3は「買い」です。
この未来感は他では得がたい物です。2400万画素と画素数も十分なものになりました。
ただし大きさ・重さの面で「万能」とは言えません。静物を撮るのならR5の方がよほど向いています。スポーツ・動物、そして私のようにライブ撮影など。
早く高感度画質を確認したいものです。
この記事は2021/10/03に公開され、136 views読まれました。
すみません。
好感度画質? 高感度
お恥ずかしい。修正しました(^_^;