EOS 80D見てきました。中級機としてほぼ無敵、でもちょっと高いのがなあ。

EOS 80D見てきました。中級機としてほぼ無敵、でもちょっと高いのがなあ。

CP+2016ではそれほど興味を持たなかったEOS 80D、発売されたのでじっくりと触ってきました。

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これまでEOS Kiss X8i/EOS 8000Dに「機能面」で一部追い越されていた中級機70D(EOS二桁機と言います)ですが、80Dになって満足のいく物となりました。

逆に言うと、8000Dは実にお買い得ですわ!

機能面とは、主にAFです。

  • 二桁機にやっと「色認識」を搭載。これが最大の目玉と思います。8000Dとたぶん同じ、7560画素のAEセンサーが色を認識、人物に優先的にピントを合わせてくれたりします。
  • フリッカーレスに対応。
  • 「8000Dと同じ」ではない、新型のAPS-C2400万画素センサーを搭載。8000Dの2400万画素センサーも「良くなったなあ」と感激したものですが、改良されてダイナミックレンジが広がっているそうです。私自身で実写テストをしていないので、その差を云々できませんが、期待できます。
  • Kissや8000Dと二桁機が一番違うのは「ペンタプリズム」であること。正当な一眼レフは「ペンタダハミラーではなくペンタプリズムでなければ!」という私には、とても魅力的に見えます。二桁機では初めて視野率100%になりました。その分、重くて高いんですけどね(^_^;

ちょうど隣に8000Dが置いてあったので持ち比べると、それほど重いとは思えず。スペック上はバッテリー込みで165gの差。うーむ・・・。

比較表を置いておきます。

http://cweb.canon.jp/cgi-bin/camera/eosd/comparison.cgi?md=0&fs=0&p1=8000d&p2=80d

STMは徒花だったのか?

同時発売のナノUSM、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM。こいつのAFが静かで高速です。

私もこれだけ買い換えたいけど、単品購入は高いんですよねえ。ライブ撮影で困る「寝てしまうSTMレンズ」の問題も、どうやらナノUSMには無いようです。

寝てしまうSTMレンズの話。

STMレンズは「MF時のピントリングの遊びがとても大きい」という問題もあります。ナノUSMモデルでは、それもすっきりと改善されていました。いいなあ。

8000DにもナノUSMレンズとのセット「高速AFキット」を出したぐらいだから、キヤノン、本気ですね。

ちなみにこの新レンズ、光学性能はまったく変わらないようです。

80D?8000D?

重さについては、慣れてしまえば80Dでも気になりません。

  • 各部の造りは、やはり80Dの質感がかなり上です。
  • ペンタプリズムモデルの80Dは、ファインダーが広くて明るいです。しかし8000Dのファインダーもよく頑張っています。大きな差はマニュアルでピントを合わせる時に現れます。ペンタダハミラーの8000Dでは分かりにくいボケも、80Dではけっこう見えます。まあ、どちらもMF利用を考慮したカメラとは言えないので、AFだけ考えれば良いでしょう。
  • バッファは80Dの方が大きいため、連続撮影に強いです。
  • 画質は自分では試していないのでなんとも・・。

決定的なのは価格ですね。8000の最安は「EOS 8000D EF-S18-135 IS STM レンズキット」で9万円前後(私が買った時より4万円以上落ちてる(T_T)、80Dは「EOS 80D EF-S18-135 IS USM レンズキット」で17万円前後。倍近い差があります。差額で他のレンズを買い足した方が幸せになれるかも?

おまけ情報として8000Dの「高速AFキット」。これは積極的に選択したくなる価格ではないですね。

この記事は2016/04/02に公開され、19 views読まれました。

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