9200117035641291ぽちろぐEOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。RF50mm F1.2L USM購入を迷っているのでEF50mm F1.8 STMで我慢できないか考えてみた。
RF50mm F1.2L USM購入を迷っているのでEF50mm F1.8 STMで我慢できないか考えてみた。

RF50mm F1.2L USM購入を迷っているのでEF50mm F1.8 STMで我慢できないか考えてみた。

EOS Rシステムレンズ初期ラインナップの内、超高級単焦点標準レンズRF50mm F1.2L USMに食指が伸びまくっています。

「こんなデカい標準レンズ、誰が使うんだ?」と発売当初言われたシグマ50mm F1.4Artよりも重いです。

  • RF 950g
  • Art 815g

長さも8mmほどRFが長いのですが、寸胴デザインのおかげであまり長く見えません。またEOS Rで使うにはシグマにはマウントアダプターが必要なため、実使用時はシグマが長くなってしまいます。

現在の価格は25万円程度。シグマは10万円を切っています。価格・バランス重視ならシグマ、究極のボケ・Rシステムの恩恵を全て受けるならRFですね。

しかし高い!

F1.2って所有したことがないので、ピント面の薄さもボケの大きさもピンと来ません。理屈じゃ分かっちゃいるのですが。そもそもF1.4、F1.8とそれほどまでに違うボケ量なのかしら?ボケるばかりが能じゃなくてボケ味も良いのかしら?Milvus 2/50MはF2ですが素晴らしい描写とボケ味ですよ?最短撮影距離40cmと進化していますが、F1.8 STMなら35cmまで寄れますよ?せっかくのショートバックフォーカスなのにこんなに大きいの?

ということで、あらためてEF50mm F1.8 STMの描写に満足できないか?試してみました。あえてゴチャゴチャした背景で撮っています。

F1.8ウエストアップ

blank

F1.8バストアップ

blank

F2.0バストアップ

blank

EF50mm F1.8 STMは

  • コンパクト
  • 低価格
  • 35cmまで寄れる
  • STMで高速で静かなAF
  • ダブルガウス設計の素直な描写
  • 高解像
  • II型から進化したコーティングで逆光・フレアにも強い

と良いことづくめのレンズです。

フルサイズ使用者はもちろん、APS-Cユーザーにも自信を持って勧められるレンズです。これ買って「失敗したー」という人はほとんど聞いたことがありません。私も愛用しています。

今回の作例は、けっこう寄っています。そして開放。なんとなくイメージしていたほどにボケ量が大きくありません。そしてボケ味がちょっと気になります。二線ボケって言うのかなあ?特に白い花のボケ方が「ザワザワ」しています。

瞳AFでバッチリ瞳・睫毛の付け根にピントが来ているのですが、耳のボケ肩も大きくないし。

RF50mm F1.2L USMは手元に無いので比較しようがありません。とにかく「違うレンズと比べてみよー!」ということで、大好きなオールドレンズ、Domiplan 50mm F2.8です。トリプレットタイプという三枚玉のクセ玉です。

F2.8

blank

ピント合ってます・・ブレてないです・・(T_T 睫毛がグレーになってます。

F4

blank

突然、キリッとしました。しかし背景はボケとともに盛大に渦を巻いています。

このレンズはピント面の滑らかな描写が一番で、他のことには目をつむって使うレンズです。肌の描写・立体感が大好きで手放せません。

これに比べてEF50mm F1.8 STMの描写は素晴らしいですね!EF50mm F1.8 STMは素晴らしいことが分かりました<こじつけ(詐欺師の話法ともいう)。しかし満足できるかと言われれば・・・???

  • ゴチャゴチャした背景を整理できるほどのボケ量ではない。
  • 十分な解像度ではあるけれど、究極ではない。
  • 一番の不満はボケ味。ザワザワしている。昔使っていたEF50mm F2.5コンパクトマクロと似ている。

ボケ味がトロッとしていればF2でもかまわないのですが、どうやらRF50mm F1.2L USMのボケ味は「トロ〜ッ」としているそうな。

もうそろそろ

  • RF24-240mm F4-6.3 IS USMが出そう。買わなきゃいけないのでお金が必要。
  • 15-35mmも期待大。F2.8なので買えないと思うけれど、魅力的。
  • ボケ量とボケ味なら85mm F1.2 DSが素晴らしいに決まっている。しかし超高額は確定。また50mmとは使い勝手が違う。
  • EOS RのファームウェアがアップデートされてサーボAF時に瞳AFが効くようになり、大口径レンズによるポートレートがますます便利になる。

という状況です。

うーん、悩ましい!!!(たぶん導入します)

EF50mm F1.8 STMについて追記

blank

遠景もよく解像してきれいに撮れます。

blank

F1.8開放です。背景が十分に離れるとボケもスムーズになります。

blank

F1.8。ハイライトも強いです。

blank

F2.5。至極微妙な絞り値変化によるボケの変化が楽しめます。このように整理された状況だと、ボケ味も気にならないのですがねえ。

blank

F5.6。ある程度絞った時の描写の素直さは特筆ものです。白飛びには強いのですが、黒つぶれには多少弱いような?これはレンズのせいか、カメラのせいか?Milvusはもう少し強かったと思います。

blank

F1.8開放で中距離。被写体の「立ち上がり感」は十分にあります。それだけに遠景のボケ味が残念だわー。

後日譚

買いました(^_^;

マップカメラのネット限定中古で18万円!「ここで買わねばいつ買う?」と、即断しました。

とんでもない解像度、トロけるようなボケ。問題は毛穴までクッキリ写りすぎることです。使い方を考えないとけいません。

最短撮影距離40cmは、たいへん使いやすいです。

この記事は2019/04/07に公開され、184 views読まれました。

0 0
Article Rating
申し込む
注目する
guest

0 Comments
最も古い
最新 高評価
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る

最近1ヶ月で人気の記事

ぽちろぐEOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。RF50mm F1.2L USM購入を迷っているのでEF50mm F1.8 STMで我慢できないか考えてみた。 EOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。

Copyright©ぽちろぐ, All Rights Reserved.

0
あなたの考えが大好きです、コメントしてください。x