EOS R5/R6先行展示・予約体験してきました。
2020年07月14日
平日(火曜日)12時にキヤノンデジタルハウス銀座で予約がとれ、行ってきました。初日はあえなくハズレ(T_T;
「15分もあればいろいろと試せるぞー!」と思ったものの、まったく足りず。これから行かれる方は確認したいポイントを絞っておいた方が良いでしょう。
データの持ち帰りはできませんので画質は確認のしようがなく、AF精度は確認できず、手振れ補正も判断できない。それらの性能はニュースサイトに書いてありますので、ここでは「使用感」に絞ってレポートします。
展示の様子。
サロンに入ると当選メールを確認され、消毒の上、奥のブースに案内されました。
上記のようなセットが3つあり体験者は全員背中合わせ(距離2〜3m)となっています。一般客からはまったく見えません。
左端がカタログ・仕様比較表・アンケート用QRコード。
中央が被写体として女の子の写真・犬猫鳥の人形。
右端が案内です。
EOS R5・R6はケーブルで厳重に繋がれ、カードスロットはテープで留めてあります。係員が見ていないスキにコソっと・ということは無理です(^_^;
レンズは両方ともRF24-105mm F4-7.1 IS STMが付いていました。ふだん持ち歩く時はコレにすると思うのでわざわざ持って行ったのですが、無用でした。
ちなみに今回発表されたレンズは一切ありませんでした。RF85mm F2 IS STM、欲しい。
サイズ感。
「とっても軽いEOS 5D Mark IV!」という感じです。以前はEOS 5D Mark IIをメインにし、現在はEOS R・RP、α7IIIを使っていますが、どれとも違うサイズ感です。
取材用にEOS RP+RF24-105mm F4-7.1 IS STMを持って行きましたが、現場で比べるとグリップが太く・浅く感じます。またボディの厚みもかなりあるようです。厚みは新しい手振れ補正ユニットのためでしょうか?
そもそもRPが極端に薄っぺらくグリップも細いので、手が小さい私にはRPの方が持ちやすく感じました。
R5とR6は肩液晶とモードダイヤルぐらいしか違いを感じません。実際にはモニタサイズが違ったりするのですが、ほとんど分かりません。
R6の方が少し軽く感じます。実際に軽いんですけどね。素材による重量差との説明でした。
操作感。
ザッと触った感じは「やけに軽いEOS 5D Mark IVを触っている」。
ただし背面液晶で自然とタッチ&ドラッグをしてスンナリと動くあたりは、EOS R/EOS Mと同様です。サーボAF・前面オート時、ドラッグ&ドロップAFすると「思うところになかなかピタッと止まらない現象」がどうなっているか確かめたかったのですが、設定している打ちに時間切れとなりました。
R5とR6は基本的にボタン配置は完全に同一です。
質問したところ、メニュー構成も機能・性能が全く違う動画関係以外は、基本的に差異は無いとのことでした。EOS RとRPで設定できる内容にあまりにも違いがあって苦しんだ私には朗報です(両方買うわけじゃないけどさ)。
絞り込みボタンが復活したのは嬉しいです。これでαの「常時絞り込み」に偉そうな顔をさせない(^_^
EOS R5の500万画素オーバーEVFは圧巻です。ここまで精細だとEVFであることを強く意識させらなくなります。リフレッシュレートが120fpsと高速化されているのも大きいのでしょう。低解像度(それでも360万画素/EOS R同等)のEOS R6のEVFも、R5に対して大きく劣る印象はありませんでした。
閑話。
α7IIIに惚れた友人が「とても良いのだけれど、EVFだけは歪んで嫌い」と最後まで悩んでいました。結局α7IIIにしたんですけどね。α7RIVでも歪みます。宣伝文句に躍らされちゃいけません。カメラを使う上で一番見るとこなので大事にしたいところです。EOSと比べてしまうと歴然ですよ。
α7SIIIはぶっちぎりの900万画素と噂されていますが、どうなるかなあ?
閑話休題。
EOS R6のモードダイヤルにはロックスイッチがありませんでした。なんで省いたかなあ?モードなんてそう頻繁に変えないから、ぜひ欲しいのですが。
電源スイッチは多少軽くなったように感じました。不用意に動くということは無さそうですが、形状を変えて操作しやすくしたのかな?
今回の目玉、マルチコントローラー。こちらは設定のためかAFポイントの選択に使うことができず動作確認できませんでした。無念!
オートフォーカス。
これをモデルに機能・性能をテストできます。低い位置にあるため、人目も憚らずに膝をついて試してきました。
人物の瞳AFは、EOS R・RPよりも素早く認識するように思います。
瞳AFを「する」、優先する被写体を「人物」「動物優先」「優先なし」にそれぞれ設定して試したところ
- 「人物」では動物の瞳を認識しません。
- 「動物優先」では全体を撮ると動物の瞳にフォーカスします。人物のみをアップにすると、人物の瞳AFが効きました。まさに「動物優先」です。これは使い出がありそう!
- 「優先なし」は意味不明。係員に尋ねたのですが「優先せずにピントを合わせる」と、意味不明な答えでした。なんだそりゃ?
α7IIIには「動物瞳AF」といのうがあるのですが、これを設定すると人物の瞳AFが効かなくなっちゃうので面倒だったのです。こんなシーンですね(これはEOS RPで撮影。瞳AFは効いていません)。
全体にAF速度と選択の正確さは上がっているようです。
買うよ。
念願の「真っ当なEOSミラーレス」ですもの、買いますよ!レンズは現在必要なものは揃っているので、ボディのみ購入です。あ・あと、新しいLP-E6NHバッテリーが必要ですね。バッテリーはLP-E6Nと入れ替えてボディ相互で使えるようです。いずれヘタるので、その内に全部LP-E6NHに入れ替わることでしょう。その頃にはもっと大容量が出るか?
高画素・8K・高価格のEOS R5か、高感度・軽量・高価格wのEOS R6か、どちらにするか?ですが、これは簡単。R5一択です。R6、良いのだけれけど、ぽちろぐの使い方では2010万画素はいかにも少ない(T_T せめて2400万画素あれば選択肢に入ったかもですが。
逆に「一切動画を撮らない」ぽちろぐには、EOS R5の8Kは無用の長物です。理想は動画機能が無いR5なのですが・・無い物ねだりだ。
問題は、R5を導入すると
- EOS R
- EOS RP
- EOS-1D X
- α7III
- GR III
と合わせて6台になってしまうカメラの整理です。防湿庫もパンパンだし。
- ライブ撮影現場ではなるべく同等のボディを2台以上使いたいので、EOS Rを残すか?バッテリーも共用できて良いことづくめ。ボタンカスタマイズで「AFモードダイレクト変更」できるのも◎。R5をメインにRをサブにすれば性能差も抑えられます。
- 「AFモードダイレクト変更」できないEOS RPですが、実は使用頻度が一番高いです。なんと言っても軽い!2800万画素もハンドリングしやすい。低画素EVFも、特に問題無し。うーむ。
- EOS-1D X、まあ、記念品みたいな物だし・・w
- α7III、最近使ってない・・けれど、これを処分するとまたまたレンズが全部不要になってしまうし、やはりオモチャとして最高だし!
- GR IIIは別格。
困ったなあ(^_^
8月9日追記。
マップカメラの「取引状況」を見ると「在庫確保」とありますが、連絡は無し。「在庫確保」の意味が違うのかしらん?と電話してみたところ「やっと来ましたよ!」との返事。明日8月10日(海の日)に引き取りとなりました。
「第2回出荷は11月?」などと謎情報も流れていましたが、無事に入手です。
この記事は2020/07/14に公開され、59 views読まれました。