このタイミングでEOS 6D初代に手を出したのはAFの呪縛から解き放たれたかったからです。

このタイミングでEOS 6D初代に手を出したのはAFの呪縛から解き放たれたかったからです。

キヤノンEOS 6D Mark II発表で大いに盛り上がっているところ、ついについにEOS 5D Mark II以来のフルサイズデジタル一眼に戻ってきました!初代無印EOS 6Dで!!

レンズはEOS 7D Mark IIで56mm相当のポートレイト用標準レンズとして使用していたシグマ35mm F1.4 Artです。

下の銀色のマウントアダプターはM42マウント用です。安いM42マウントの単焦点レンズでMF修行するのです。

あと1月待てばIIなのに、なぜこのタイミングで初代6Dか?

安いんですもの!

EOS 6Dボディのみは価格.comの最安値で11万円台です。マップカメラでかなり程度の良い中古が107,800円。しかも「七夕キャンペーン」とかで5000円引き+下取り査定アップチケットプレゼント。しかも店員りおじさんが詳しくて親切。

EOS 6D Mark IIの魅力ポイントがポチにはあまり必要なかった

2020万画素→2600万画素は超魅力的。常用ISO感度40000も、よく使う1600-6400での画質向上を考えると魅力的。余計な情報(特にAFポイント)を消せるインテリジェントファインダーは身もだえするほど魅力的。7560画素RGB+IR測光センサーのAWBやAEの正確性はたまらん。

逆に、バリアングルは特に必要無し。秒間6.5コマはありがたいけれどそこまでは必要無い。AFポイント45点もあれほど中央に固まっていては「最強AF連写マシン」たりえない。DPAFは使わないし。ネットワーク機能も使わないし。

そして何よりフォーカシングスクリーンが(公式には)交換できないので、スーパープレシジョンマットが使えない=マニュアルフォーカスしにくい!

そう、明るいレンズで感覚的にMFしながら自由の翼を広げてポートレイトを撮るには、安い初代6Dの方が妥当だったのです。

6D Mark IIでMFしやすいスーパープレシジョンマットを使えるかも?

カスタマイズ

フォーカシングスクリーンEg-Sに交換

F1.4のシグマ35mm Art、EF50mm F1.8 STMでは劇的にピントの山を掴みやすくなりました。

EF50mm F1.8 STMのマニュアルフォーカスはモーター駆動のタイムラグが大きく、また遊びも大きいため、狙った箇所で止まりません。実用にはならないでしょう。

対してシグマ35mm F1.4 ArtはMFにスイッチを切り替えると、まるでマニュアルフォーカスレンズのように快適に操作できます。こいつでMF修行します。

マグニファイヤーMG-Ebを取り付け

眼鏡だとファインダー四隅が多少蹴られますがファインダー倍率が1.2倍、計0.84倍になります。これでかなり見やすくなります。EVFにはできない芸当ですね。EVFだとピクセルが大きくなるだけですから。

一応、キヤノン公式サイトで見るとEOS 6Dは対応機種から外れていますが、取り付け可能だし使えます。自己責任でぜひどうぞ。Kiss用のMG-Efと異なり、標準アイピースより大きく出っ張ることもありません。

設定変更

  • AF合焦ポイント表示(スーパーインポーズ)を非表示に。
  • 電子音をオフに。
  • 記録画質をRAWに。
  • 露出ステップを1/2段に。
  • ISO感度ステップを1段に。
  • セイフティシフトをTV/AV値に。
  • フォーカシングスクリーンをEg-Sに。

ほとんど好みの問題ですね。

なぜα7IIにしなかったのか?

最後まで悩みました。近視の老眼ですからね。

特にα9の高速な瞳AFを体験してからは「システム総入れ替えしようか?」とすら思いました。しっかり確認すれば、α7IIの瞳AFも捨てたものではありません。

ボディ内手振れ補正もとても進化していて「そんなにピタッと止まるの!?」と思うほど。高価なレンズを使うと、これまで持っていた「ソニーのレンズはクソ」という印象も払拭されました。

しかし

  • 瞳AFまで1アクション余分に必要。
  • 瞳AFはあくまで「瞳」対象。ピント位置を感性に従って制御してくれるわけではない。
  • システム全部入れ替えると予算が足りないし、怖い。
  • 特に使いたいレンズがあるわけではない。
  • どれほど優秀でも、人間の感覚を100%反映してくれるわけではない。

秋にはα9のAFシステムを導入して低速化・安価になったα7IIIが出るようなので、その時に再検討したいと思います。α7III+FE100mm F2.8 STF+FE50mm F2.8マクロ+24mmとか、けっこう魅力的です。

MF修行

まずは花とか小物とか。

ボウ〜っと、ピントの山が起ち上がるのがハッキリと分かります。このシステム、発売時に導入しておけば良かったと後悔しきり(T_T

右側の椅子のらもたれの付け根にピントを合わせています。こういうのを全体を見ながら微妙にコントロールできるのがMFの良いところです。

「どの花にあわせようかな〜?」と、全体を見渡しながら決定できます。AFならいちいちレンズを向けたりAFポイントを移動させたりするところです。

あえて右側3枚目の葉に合焦しました。

いつもの大勝軒いぶき。あえてF1.4開放で「どこにピントを合わせるとつけ麺らしく見えるかな?」と確認します。

アヤとソラとはな+お友達のモコちゃん。

激しく動くわけじゃないけれど、特にカメラを気にするデモなく勝手気ままです。こういうのの中の一瞬を、切り取りたいのです。今はまだ修行修行です。

たとえばこんな写真だと、AFの顔認識は人間に行きます。しかしここはソラの瞳に合わせたかったの。

6Dでマニュアルフォーカスは使える!

感想として「使える!」です。

アクセサリー2つで、6DのMF能力は圧倒的に向上しました。すげえなあ、スーパープレシジョンマット。これを捨て去ろうとしているキヤノンの気持ちがまったく理解できないぞ?<マーケティングのせいなんだろうなあ〜?

合焦率は7〜8割ぐらいありそうです。ジャスピン率はまだまだ・・これはAFだって100枚に1枚あればいいだろー!?とか嘯くしかない状況です。たくさん撮らなければ!

「自由の翼」は「生えてくるかもしれない」ぐらいの感触を得ています。

使いたいレンズ・使えるレンズ

使いたいレンズはZeiss Milvus 2/50M一択です。あ、85mmとかも使いたいw

[rakuten]biccamera:11149434[/rakuten]

スナップポートレイトを撮るのが目的なので、レンズにはいくつかの条件があります。

  • マニュアルフォーカスが快適であること。
  • 自動絞りであること。
  • F2.8より明るいこと。

MFレンズであることが絶対上で無いことは、シグマのレンズで分かりました。キヤノンのSTMレンズは全滅です。USMでも50mm F1.4はつらかったです。タムロンは試していないので分かりません。

サムヤン、レンズベビーは自動絞りではないため、私の使い方では開放使用が前提になり使用シーンが限られるでしょう。

オールドレンズも基本的に開放使用のみ。フレーミングしてフォーカスして「→絞って」と一手間入れては本末転倒です。M42マウントのレンズは安くてF2.8の物が多いので開放で使うのがちょうど良いかもしれません。軽いし、案外と面白いかも。

取付可能なオールドレンズ

キヤノンの場合ニコンと違って自社の旧規格(オールドレンズ)FD・nFDレンズを使うことができません。FD→EFで物理形状が変わっているし、フランジバックが長くなっていますからね。

マウントアダプタを挟む余裕があるだけ(最低でも1mmぐらい)のフランジバックの差があれば、他社のレンズをEOSで使えます。

EOS EFマウントのフランジバックは44mmなので、それより大きなレンズを一覧してみます。

メーカー マウント名 フランジバック アダプタ
キヤノン EOS EF 44  
ブラウン PAXETTE 44  
シグマ SIGMA SA 44  
アーガス ARGUS 44.45  
ミノルタ MINOLTA Α 44.5  
ローライ ROLLEIFLEX SL35(Q.B.M) 44.6  
エキザクタEXAKTA EXAKTA/TOPCON 44.7  
VOIGHTLANDER VOIGHTLANDER BESSAMATIC 44.7  
ZENIT/ZENITH ZENIT/ZENITH(M39) 45.46  
ペンタックス PENTAX K 45.46 ◎
ペンタックス M42 45.46 ◎
ペンタックス M37(ASAHIFLEX) 45.46  
YASHICA/KYOCERA CONTAX(YASHICA/KYOCERA) 45.5 ◎
京セラ KYOCERA AF 45.5  
KAMERA-WERKSTAETTEN GUTHEPRACTIFLEX 45.5  
マミヤ MAMIYA NC 45.5  
マミヤ MAMIYA ZE 45.5  
マミヤ MAMIYA MOUNT (NC/ZE) 45.5  
KYOCERA AF MOUNT 45.5  
ツアイス・イコン CONTAREX 46  
オリンパス OLYMPUS OM 46 ◎
ニコン NIKON F 46.5 ◎
ライカ LEICA R MOUNT 47.15 ◎
京セラ CONTAX N 48  
エクレア ECLAIR 48  
ZEISS ICON ICAREX 48  
トプコン TOPCON UNI 49.04  
KAMERA-WERKSTAETTEN GUTHEPRAKTINA 50  
アリフレックス ARRIFLEX 52  
トプコン TOPCON IC1 55  
マミヤ MAMIYA 7 57  
マミヤ MAMIYA PRESS 61  
ライカ LEITZ VISOFLEX 62.5  
マミヤ MAMIYA 645 MOUNT 63  
京セラ CONTAX 645 64 ◎
ZEISS ICON ZEISS ICON PANFLEX 64.5  
ペンタックス PENTAX 645 70.87  
ブロニカ BRONICA ETR 74  
VEB PENTACON EXACTA 66/PENTACON-6/ZENIT 80/KIEV 74.1  
HASSELBLAD HASSELBLAD 500 74.9 ◎
KILFITT KILARSCOPE 78.8  
コーワ KOWA SIX/SUPER 66 79  
ローライ ROLLEI 6006 82 ◎
HASSELBLAD HASSELBLAD 1000F/KIEV88 82.1  
ZEISS ICON ZEISS ICON FLEKTOSKOP/F’METER 84.5  
ペンタックス PENTAX 67 84.95 ◎
ブロニカ BRONICA SQ 85 ◎
キルフィット KILARFLEX 92.3  
ノボフレックス NOVOFLEX 100  
ブロニカ BRONICA S2 101.7  
ブロニカ BRONICA GS 101.7  
ローライ ROLLEIFLEX SL66 102.8  
マミヤ MAMIYA RZ67 105  
マミヤ MAMIYA RB67 112 ◎
  • 参考:http://www.max.hi-ho.ne.jp/jimmayes/LENS_DATA.html
  • さらに、激安で有名なDiscoverPhotoでマウントアダプタが用意されているものに◎を付けてみました。焦点距離が変わってしまうレンズが使われているものは排除してあります。余計なレンズが入ったり無限遠撮影できない物は、わざわざ使う意味が無いですものね。

知らないメーカーと知ってるメーカーでも知らないマウントのオンパレードですね(^_^;

キヤノンEOS EFマウントの44mmより短いFDマウント等は削除してあります。もちろんミラーボックスが無い距離計連動カメラ(レンジファインダー)は全滅です。旧ライカのL39や現行ライカのMマウントは使えません。

M42、ニコン、オリンパス、ヤシカコンタックスのレンズなら安心して使えますね。

キャプションテスト画像。

この記事は2017/07/05に公開され、831 views読まれました。

楽天

これまでのコメント

  • FD2EOS より:

    私も6Dの中古を購入です。
    ミラー改造はこれからです、マニュアルはやっぱりいいですね。
    アイピースはKPSの1-13Cが、そのまま使えるので付けてます、1.3倍ですね

    • ぽち より:

      コメントありがとうございます(^_^
      もうここ最近はMFばかりになってしまいました。
      EFレンズは案外とフォーカスリングがだらしなく、困りものです。STMは論外ですね。
      その点、シグマはAFレンズでもフォーカスリングが的確に動きますね。
      アイピースは、コンタクト時は使用、眼鏡の時はファインダー情報がほとんど見えなくなるため外しています。KPS、お小遣いができたら買ってみようかしら(^_^

      ミラー改造とは?

      ところで。
      MFに慣れてきたら、6D Mark IIが欲しくなってきました!スクリーン交換しなくても、なんとか逢わせられるようになってきたんですよ。Mark IIなら、うるさいAFポイントが無いし。
      困った物です(^_^;;

  • FD2EOS より:

    私のブログを見るとわかりますが、FDレンズを使うために
    「ミラーを削る」のです。

    New FD35mm F2.8でのMFピント精度は標準のスクリーンでも、満足できるほど合いますね。
    7Dの「インテリジェントビューファインダー」よかったですよね、表示全部消せて。
    Eg-Sは購入済みですのでそのうち変えます。
    focusingscreen.com からも購入経験はありますが、あの値段は スクリーンの加工費と調整用のスペーサ(2枚)だからと思います、妥当だとおもいますが。

    6D Mark II は中古価格が下がったら検討します、今はまだまだですね、当然「ミラー改造」します。

    • ぽち より:

      おおーっ、私も検討したことありますが、あまりにハードルが高くてあきらめてました!
      サイト拝見しました。すごいですね。
      マウント改造、いつかはやってみたいなあ(^_^

  • FD2EOS より:

    ミラー改造完了です。
    Eg-Sも組み込んで完成です、AFポイントはボディ組み込みみたいなので変更できませんね。

    これで、FDレンズがすべて使えます、MFで撮影できます。

    • ぽち より:

      AFポイント表示はスクリーンに刻印されていますね。
      FDレンズ作品、ぜひ引き続き見させていただきます(^_^

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


最近1ヶ月で人気の記事

このタイミングでEOS 6D初代に手を出したのはAFの呪縛から解き放たれたかったからです。 EOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。

Copyright©ぽちろぐ, All Rights Reserved.

This site is supported by Design Office Downunder(d7r.com) TOKYO.